中長期トレード(ガチホ)とは保有する玉を増やすゲームです。

 

価格が上がった方がうれしいのはまあ解りますが、
(私もうれしいです)
価格にフォーカスして一喜一憂するのは「ガチホ」の正義ではありません。
玉数を少しでも増やすのが正義です。
(一方証拠金取引は、証拠金を増やすゲームです。)

 

玉数を増やすためには原資が必要になります。
日々積み立てるのはよいことですが
価格が高い局面で一部現金あるいはUSDT等のステーブルコインに換えて
原資にすればさらに効率は上がります。
おおよそ2割から3割をお勧めしておきますが、自分で試算して割合を決めるのもよいでしょう。
価格の高い局面の判断ですが、週足+2σから3σを目安にしてください。

 

増玉(あるいは新規)する際取得コストを抑えるために週足チャートを
確認します。
週足チャートを確認するのはこの「増玉」のためです。
指値を置いてもよいですし、確認した時にターゲット付近に価格があれば
そこで買ってもよいかと思います。
ターゲットは週足の-1σ~-3σ間です。

 

一ターン前の例示になりますが

2020年のBTCでは3月の下旬がチャンスでした。
例えばその時に1BTCを700000円で調達したとして
その後1900000円時に25%決済すると475000円になります。
この475000円が買い増しの原資になります。
仮に直近の節のある1300000円で買い増すと約0.36BTCを増玉できます。
これで1BTCから1.36BTCにできました。

 

仮にその後700000円まで下落したとしても
増玉できた分はプラスになります。
なんらかの事情で清算せざるを得ない場合でもプラスで終えることができます。
下落時のリスクヘッジもこ増玉の効果です。
ただし、目標まで買い増しオンリーで途中で利食いをいれなくとも構いません。
より機動的な投資を目指す場合はやる価値があります。

 

現在2021年6月のBTCは、ドル建てでおおよそ30000ドルと40000ドル間を
往ったり来たりする展開です。
そしてこのゾーンは週足21MAボリンジャーバンドの世界では
-1σ直下にあたります。
中長期を選好するプレイヤーにとっては増玉を検討する場面になります。

 

さらに200MAという長期の単純移動平均線がありまして
2020年3月かから2021年4月まで、価格にして
ドル建て5000ドルから65000ドル、円建て550000円から7000000円
までの上昇の基点になりました。
その200MAは現在ドル建て13000ドル、円建て1400000円付近に
位置しています。

 

現在かなり大きく乖離していますが、
このラインの付近もテクニカル上は買う事を検討できるエリアになります。

 

BTCUSD 週足21MAボリンジャーバンド(緑線は200MA)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です